子供の頃実家で猫を3匹飼っていたので、猫との生活はある程度分かっているつもりでした。
でも実家の猫は私が物心つく頃には成猫でしたし、お世話は親がしていたので、実際は知らない部分が多かったのではないかと思います。
そして猫を飼うには必ずお金がかかります。
思ったより費用がかかって飼いきれない…とならない為にも、生涯いくら掛かるか事前に確認しておくことも大切ではないでしょうか?
今回は実際に子猫からお迎えし、5年間お世話をしてみて感じた事とこれまでかかった費用を計算してみたお話しです。
アニコムの年間支出調査で猫にかける年間費用の総額は158,680円でした。
およそ16万円として、猫の平均寿命の15年間この費用がかかるとすると、猫の生涯にかかる費用は約240万円に。
病気の治療などでもっと高額になることもあれば、ペットホテルやシッターを利用しないなど、飼い方によってもっと抑えられることもあります。
ひとつの目安として、猫をお迎えする際の参考にしてみてください。引用:猫を飼うのにかかる費用は生涯(一生)でどれくらい?
「〈 アニコム獣医師監修 〉猫との暮らし大百科」
猫を飼って良かったこと
1・家族の会話が増えた
結婚していざ毎日一緒に暮らしてみるとお互いそこまで会話のネタがないように感じていました。
きなこちゃんをお迎えしてからは、お世話や今日の様子など沢山話したい事があり会話がとても増えた様に感じます。
2・癒される
とにかく何をしていても可愛いです。
甘えてくれたり、一緒に寝てくれたり、色々な行動や成長を見ていられるのが幸せです。
嬉しい時や辛い時、どんな時でも癒してくれます。
3・交友関係が広がった
猫好きさんって本当に沢山います。
猫を飼っている方と情報交換したり、写真を見せあったり、会話はつきません。
猫好きさん同士Twitter等でも気軽に交流がもてます。
4・活力になる
仕事が辛い時は、きなこちゃんの為に頑張ろうと思っています。
病気になった時も、きなこちゃんの為に頑張って治そうと思いました。
猫を飼って困ったこと
1・病気になった時すごく心配になる
辛そうにしていても、言葉が分からないのでとにかく心配になります。
怪我をした時もとにかく不安になります。
2・旅行は難しい
元々あまり旅行には行きませんが、行ったとしても1泊くらいになってしまいます。
やはり心配ですし、寂しいので遠出はしなくなりました。
3・掃除が大変
きなこちゃんは短毛ですが、やはりそれなりに毛は抜けます。
黒い服等は必ずコロコロしなくてはいけません。
毎日ルンバも使用していますが、それなりに掃除をしないと家が毛だらけになります。
粗相は少ないですが、たまに吐いたりもするので、カーペットは何回も洗濯しました。
4・医療費が高い
ペット保険に入っているので3割負担ですが、猫ちゃんの医療費は意外と高いです。
ある程度覚悟しておいて、いざ病気になった時病院に連れていけないなんて事にならないように気をつけています。
実家で飼っていた猫が入院した時10万円近くかかったと聞いていたので、保険には必ず入ろうときめていました。
5・鳴き声が意外とうるさい
これは猫ちゃんの性格にもよると思いますが、お腹がすいていたり、遊んでほしかったりすると時間関係なく鳴きます。
夜中や、朝方に起こされることもしばしばあり寝不足になることもあります。
5年間でかかった猫の費用を計算する
購入した猫用品、医療費、毎年のペット保険料とワクチン代、毎月の食費と日用品の4つに分けて計算していきます。
購入した猫用品合計
約10万円
・キャリーケース
・トイレ
・ペット用循環式給水器
・食器
・爪とぎ
・自動給餌器
・脱臭機
・キャットタワー
・トイレ用ゴミ箱
・おもちゃ
・猫ベッド
・その他雑貨等
5年間のうちに購入した猫用品です。
医療費合計
約6万円
5年間でかかった病院代です。
(去勢費用20,000円含)
毎年のペット保険料、ワクチン代合計
約20万円
・ペット保険 約35,000円
(ペット保険はアニコム損保です。)
毎年かかる金額(40,000円)×5年
毎月の食費、日用品合計
約36万円
・おやつ
・トイレ用品
・その他消耗品等
毎月かかる金額(約6,000円)×12ヶ月×5年
総額とまとめ
5年間のきなこちゃん費用、総額 約72万円でした!
猫用品を除いたらだいたい月1万円、年間で12万円くらいですね。
子猫の頃に怪我や病気でちょこちょこ動物病院に行っていましたが、ペット保険に入っているので支払いは3割です。
最近は年1回検診を兼ねてワクチンを打ちに行く程度なので、医療費は少ない方かもしれません。
(保険料払っているのでもしかしたら同じくらいかもしれません。)
結構ざっくりな計算なので多少誤差あるかもしれませんが、個人的にはこんなものかな?と思いました。
困ったことや大変なこともありますが、それを含めてもきなこちゃんをお迎え出来てとても幸せに思っています。